てぃーだブログ › 美容外科医のこばなし › 悩ましき世界

2011年04月14日

悩ましき世界

 一昨年、当院の55周年事業を企画した。

その際、性別適合手術の現況をシンポジウムのメインとして行なったが、
精神科の先生から県内で70人位の方が性転換を希望され、
タイなどの国外で手術をお受けになると云う事が報告された。

この現況の改善を計っている所ではあるが、
壁が厚く、難問山積みである。

 一方、外国では受精卵を調べ、着床前診断によって
男女の産み分けが明らかに出来るような時代になってきた。

米国のあるクリニックの報告では、

男女の産み分けを希望するご夫婦は、
7年前の80倍にもなってると云うから驚きでもある。

 ほとんどの国では、
子供の性別選択は神の行為を犯すものとして禁止されているが、
米国では合法なのである。

 男の子を望むのか?女の子が欲しいと希望されるご夫婦
どちらが多いか興味を持ったが、半々と云うのも不思議な結果であった。

古い頭では考えられないほど時代は進んでいる部分もあるが・・・。
医療の進歩は凄まじく、
アンダーグラウンドの世界と世間の常識の境界線はどこにあるのか?
常に悩ましい事実が出てくるのは確かな事なのである。

悩ましき世界



悩ましき世界


↑お得なキャンペーン実施中
クリックしてみて下さいニコニコ



Posted by 形成会 当山美容形成外科 at 15:16│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。