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2012年06月07日
ピアスのトラブル
現在の若者、特に女性の方で耳垂ピアスをしていない方は稀である。
この耳ピアス、一説では最古の外科手術とも云われている。
耳飾りを含めて古代エジプト、ローマ等の遺跡からも多数、
壁画の中にピアスの女性がみてとれる。
当時は悪霊から身を守るものとされていたようであるが、
現在は装飾的なおしゃれとなって久しい。
又、観音菩薩増や阿彌陀如来増にも耳に穴がみられるのは、
高貴なものを身につけて自分自身を高めようとしたのかもと考えた。
古代インドにあるススルタ大医典では無知な外科医があけるピアスは
出血を伴いトラブルを生むと記載されているが、
実は現代医療でもピアス完成迄には幾多のトラブルがある。
最古の外科手術と云われながら手法完成までにまだ解決されねばならない
感がある耳垂ピアスであるが、外科手技の難しさが表現されて興味深い。
このようにピアスをあけるのは容易だが、化膿やケロイド等々
発生した合併症対策に頭を痛める美容外科医の日常があり、
古代外科医典に穴をあける記載はあってもトラブル後の処置方法に
記載がないのが残念だった。
この耳ピアス、一説では最古の外科手術とも云われている。
耳飾りを含めて古代エジプト、ローマ等の遺跡からも多数、
壁画の中にピアスの女性がみてとれる。
当時は悪霊から身を守るものとされていたようであるが、
現在は装飾的なおしゃれとなって久しい。
又、観音菩薩増や阿彌陀如来増にも耳に穴がみられるのは、
高貴なものを身につけて自分自身を高めようとしたのかもと考えた。
古代インドにあるススルタ大医典では無知な外科医があけるピアスは
出血を伴いトラブルを生むと記載されているが、
実は現代医療でもピアス完成迄には幾多のトラブルがある。
最古の外科手術と云われながら手法完成までにまだ解決されねばならない
感がある耳垂ピアスであるが、外科手技の難しさが表現されて興味深い。
このようにピアスをあけるのは容易だが、化膿やケロイド等々
発生した合併症対策に頭を痛める美容外科医の日常があり、
古代外科医典に穴をあける記載はあってもトラブル後の処置方法に
記載がないのが残念だった。
Posted by 形成会 当山美容形成外科 at 16:53│Comments(0)